一木裕一会計士事務所

企業経営者への提案事例

『事業の赤字』に悩まれている経営者の方とのやり取りの一例です。

会計士:
貴社は『事業の赤字』に困っていませんか?
経営者:
先生は監査法人も経営していたので多くの企業を見てきていると思いますが、強い筋肉質の企業と、うまくいかない企業は何が違うのでしょうか? 実はなかなか黒字化しない部門があり、会社全体で黒字が出せなくなってきています。
会計士:
それは『原価管理』をより徹底することで解決できることが多くあります。
「当社は原価の把握はちゃんとやっている」という場合でも、“事業を黒字化する”ための原価管理にまで至っていない場合が多く見受けられます。 原価は単に計算・集計すればよいのではなく、経営管理(この場合は原価管理)に結び付けなければ役に立ちません。そこが一定の基準にこだわる財務会計の発想と異なるところです。
経営者:
原価管理ですか。うちの会社でもできるでしょうか。
会計士:
従業員の皆さんは、それぞれの持ち場でどのようにしたらよいか考えている場合が多いですよ。現場での知恵はたいしたものです。 問題はそれを適切に吸い上げ、良いものを取捨選択し、優先順位をつけていくことです。
経営者:
それができれば黒字化の方向性が見えてくるということですか。
会計士:
ただ具体的な方法が見つかっても、実行するのは簡単ではありません。原価管理の徹底、経営管理は十分な黒字化の効果が見込めますが、実行するのは大変な場合が多いのです。
経営者:
そうですか。ただ、いまは赤字で資金の余裕もあまりないのですが…。
会計士:
会社が持っている(人的・物的)能力の範囲で行うことが重要です。安易に外部の経営コンサルタントを雇って他の会社でうまくいった手法を採用しても、従業員が消化しきれないと、役に立ちません。
経営者:
社内で解決していけるということですか。
会計士:
たくさんの企業経営に関わってきましたが、原価管理は、貴社のようなメーカーや受注産業など原価管理が重要なファクターになる会社をはじめ、多くの会社に有効なのです。
経営者:
では具体的にはどうしたらいいでしょうか。

上記は、これを行えばすべて解決するといった派手な手法ではありません。
実はやるべきことを着実に実行するというきわめてシンプルな行動でしかありませんが、これを実行することで、スリムで強靭な経営体質になると、私の経験から確信しております。
また、2代目、3代目へと事業承継するにあたっても、非常に有効な手段でもあるのです。
 
このようなやり取りにご興味がありましたら、ご相談ください。親身に相談に乗らせていただきます。
もちろん見積もりは状況を伺ってご相談承ります。